2011/10/31

香港での動物病院選び

香港に来てから困ったのは動物病院。
迷いの少ない人なら大丈夫なのかもしれませんが、ワタクシ優柔不断なもので…

香港は動物病院の数が多すぎ、評判や料金もあまりにも差が激しいのです。
香港では予防接種や日常の病気だけではなく、帰国する際の狂犬病抗体検査の
対応もよいお医者さんを選びたいので、色んな人から色んな動物病院の評判を
聞けば聞くほどわからなくなってしまいました。。

・評判は良くても、住んでいる九龍側から海を越えて行くのはイヤ...
・動物病院が数あまたあるモンコックにも評判のいい病院もあるけれど
 往復タクシーで行くとはいえ繁華街に近い場所なので抵抗が...
・評判もよく、利用者が多いのはSPCA(香港動物愛護協会)ですが、
 家から行ける範囲にもクリニックがあるけど行き慣れない場所..

モタモタしているうちに1年…
ウィルには申し訳ないのですが毎年受けていた予防接種もウィルが元気なのを
いいことに1年間お休み…

私自身は会社の駐在員用の海外保険適用の日本語通訳サービスがある病院に
行くのですが、獣医さんはもれなく英語・広東語のみ。香港の獣医さんは欧米の
大学に留学経験のある香港人、欧米人の方が多いとはいえ、肝心な病院で必要
な英語は私はサッパリわからない…言葉が流暢な方なら問題ないのでしょうが、
私には自分のことですら病院はハードルが高すぎるのです...
ましてや持病のあるウィルさんのことを会話で説明するのは難しい。。
評判に流されるのもアリなのですが、こういった事情もあるのでメールである程度
自分のリクエストや質問を事前に伝えて、アドバイスをもらうことができる獣医さんと
いうのも私の希望のひとつ。
ちょうど猫ニキビの対応に困っていたというのもあったので、ようやく重い腰を
上げて病院探しをしたところ、在香港日本領事館のHP内の「領事相談一問1答」
というコーナーで香港・マカオから日本に犬や猫を連れて帰るには?
に大まかな検疫に関しての必要事項と共に病院の名前が数箇所載っていたので
その中から通い易い場所にある病院に先ずはFB上で猫ニキビの相談をしたところ、
丁寧に家でできるニキビケアのアドバイスを教えてくれました。まわりの誰からも
口コミを一切聞いていない病院だったのですが、たったこれだけのことですが何よ

私自身が「信頼できる!」という確信を得たので、この病院にお世話になることに
しました。お医者さんとの関係ってフィーリングが大事ですからね。

家からタクシーで空いていれば15分かからない病院。この病院のある街は、日本人を
あまり見かけないエリアですが私のお気に入りのお店がある街♪
(もちろん食べ物ですが。。) 
ウィルのゴハンを買いにいくだけでも楽しみがある場所なら通い易い!

健康体の猫ちゃんなら問題ないのですが、既往歴がある場合は日本での診療記録
を簡単に英語で纏めたものを求められることがあるので、香港への渡航前に英文の
診療記録を準備しておいた方がいいと思います。
ウィルは尿路疾患があるのですが、日本の獣医さんから薦められている処方食で
とりあえず完治している状態を保てています。香港の獣医さんにも同じ猫用処方食を
買いたい!と伝えたところ「日本での診療記録が見たい」と言われました。
日本では他の獣医さんでも事情を話すと売ってくれていたのですが、ウィルの
香港の獣医さんはどういう判断でそのゴハンが必要なのかを見極めなければ売って
くれませんでした。でも、この対応は逆に好印象に感じました。

実際に行った時に感想ですが、犬、猫だけではなくウサギも多い病院で、次から次
へと患者さんが訪れていました。ウィルの担当は欧米系の先生でもれなく英語のみ
ですが、香港人スタッフによる英語→広東語翻訳サービスもあるようです。
ちなみに香港人の先生もいます(英語・広東語)。
ウィルさんは「黒いアゴがかわいいねー」と順番待ちの人や受付のお姉さんに
モテモテ。看護士さんからは「Big boy!」と(笑)香港の猫はスリムですからね。。 
アットホームな雰囲気もよかったです。

私の香港(海外)での猫の病院選びのポイント
検疫に必要な検査の経験があること
・土日も通常診療、診療時間が長い
・メールなどでの相談も気軽に受けてくれる
 言葉に難がある場合、事前に必要なことをメールできることは大きいと思います。
 特に血清に関しては段取りも必要になるので。
・自宅から通い易い場所、土地勘のある場所
 土地勘のある場所の方がタクシーの運転手さんへの説明も楽だと思います。
 タクシーを動物病院の前に横付けすることを考えると、横付けしづらい人・車の
 多いエリアは避けた方がベターだと考えました。
 ウィルは家の中では”お山の大将”ですが、人混みに連れていくと緊張しすぎて
 心臓がバクバクして、ハァハァと息が荒くなってしまいます。。タクシーの中、
 獣医さんのクリニック内など落ち着いた空間ならば「んん~っ。。」と時々不安そう
 に鳴く程度なので、家⇔獣医さん横付け は私にとって必須条件。 
  [交通機関について]
 香港のバス・MTR・軽鉄は動物は乗車禁止です(盲導犬除く)。
 調べていませんがトラムもダメでしょう…フェリーについてはDB(Discovery Bay)の
 フェリーは事前に申告すれば犬・猫は乗れるそうです。 
 タクシーはペットOKですが、1回の乗車に5ドル(1ゲージ)の料金が加算されます。 
・病院・先生と自分とのフィーリング
 どんなに評判のいい病院でも先生とのフィーリングが合わないと信頼できないと
 思います。言葉がイマイチであっても、同じ人間ですから病院スタッフの対応は
 見ていればわかると思うし、こちらの誠意も伝わると思います。

そして、動物病院に行くときにあったほうがいいもの。私は準備不足で後から
反省しました・・・これらは緊急時などに他の獣医さんにお世話になるときにも
有効だと思います。
・過去のワクチンの記録
  日本の獣医さんのワクチンの証明書というのは領収書も兼ねているもので
 したが、香港の獣医さんではワクチン記録を記入するカードをもらいました。
 過去のワクチンとあわせてノートやファイルでまとめて持っていくといいと思います。
・過去の病歴の記録
 日本出国時に簡単なものでいいので過去の病歴・診療記録を簡単に英文で
 まとめたものを準備しておくのがベターです。
 私は日本の獣医さんが「英語は苦手」というので、仕方なく自分も苦手にも関わらず
 日本語→英語への翻訳をしました…

2011/10/12

ねこじ

家の中での50mmレンズの練習用被写体はゴハンとウィルばかり。



ダイニングの椅子にちょこんと座って私を見ていた
ウィルさん、モデル暦5年です(笑)

イチデジはPモードで撮影すればそれなりにキレイ
な写真が撮れますが、せっかくのイチデジだから
自分の見たもの感じたものをそのまま写真に残せる
ようになりたい…とイチデジを買って、日本にいた頃に
”基本のき”だけ習ったものの、思うような写真は
なかなか撮れません。。
日頃から露出やF値、シャッタースピードをいじって撮る
ようにはしていますがこれが難しい…

 





いつもオートブラケットを使っているのですが、よく動くウィルさんを撮っている時は
速度の遅い連写になって思わぬ一瞬が撮れることも…




ただの”あくび”なのですが、大きな口をあけると猛獣っぽいですね(笑)
口を大きく開ける瞬間は待っていてもなかなか撮れるものではありません。
ウィルの口の中をじっくり見る機会もあまり無いのですが、こうして写真で見ると
愛玩動物の猫も鋭い牙を持っていることに改めて気づかされます。

少々噛み癖のあるウィルさん、普段は人間には力を加減して噛んでいます。
そんなお利口なウィルさんですが、先日夫と遊んでいるときによほどイヤなことをされ
たらしく思いっきり夫に噛み付き、罰として1週間ほど夫から名前を呼んでもらえず
「ねこじ」と呼ばれていました。なぜ「ねこじ」なのかはわかりません。。

今日は一日雨降りな香港。。「ねこじ」と一緒に家でのんびりです。

2011/10/10

Chinese Table

夫は家ゴハン好き。もちろん外食も好きですが、夫は家でゆっくりゴハンを食べて、
ウィルをモフモフ触りながらテレビを見るのが一番のリラックスできる時間のようです。
週末もオフィスで仕事をしていた夫にウィルとのモフモフタイムを楽しんで
もらおうと、本当は外で食べたい中華料理ですがお家で作ることに。

今回は香港に来る時に買ってきた中華料理のレシピ本の助けを借りました。
レシピ本はたくさん持っていますが日常の食卓には全く活かされていません...
せっかく食材や調味料を揃え易い香港にいるんだし、本もいっぱいあるので
少し役立てないと...



肉まんは饅頭屋さんへ行けば手軽に買えるのですが、買った
ばかりの蒸篭を使って作りました。レシピはウー・ウェンさんの
小麦粉料理本から豚と長ネギのシンプルなものを。
日本では食事というよりオヤツ感覚な肉まんですが、中国では
「主副食」、つまりご飯とおかずを兼ねたもの。
餃子も同じく主副食と扱われています。
なので、我が家のこの日の食卓は米・麺などは無し!

 
肉まん

           
思いつきで最初に肉まんを作ってしまったので、肉まんに合う
メニューを考えなければならなくなりました…
どっしりした主副食なので、野菜中心で考えることに。
今まで絵本として見ていた聘珍樓のシェフの香港おかず本。
本格的なレシピの多い本なのですが、家にある中華調味料で
作れるものがありました!(しかも簡単!!)
聘珍樓は横浜生まれの中華レストランですが、逆輸入で
香港にも支店があります。  


广东パクチョイの咸魚炒め

香港に来てからお気に入りの調味料、咸魚。(広東語では鹹魚)
調理しているときの匂いはクサヤのようなキツさがありますが、この匂いを通り
すぎたらなんとも言えない美味しさに。野菜炒めとの相性は抜群に◎!


最後は冷蔵庫に残っていたセロリを使いきるために私レシピの中華風炒め物。
 
中華風セロリと海老・貝柱のさっぱり塩炒め
これにプラスしてざく切り白菜の簡単さっぱりスープ。
豪華な食材ではなくても、週末の楽しいチャイニーズ・テーブルになりました。

余談ですが、家ゴハンだと夫の機嫌がいいような気がします。
香港は外食天国なので気軽に外食ということも多かったのですが、やっぱり仕事
が終わったら家でのんびりしたいみたい。
家には一番の癒しを与えてくれるウィルさんが待っていますからね~。

2011/10/09

ruokala lokki

どこか遠くへ行きたいな…と何となく地図を眺めることがあります。
そんな時は行き詰っていることがあったり、悩んでいることがあったり…日常から
離れて心を開放したい時。
行ってみたい国、もう一度行きたい国...実現性は低いのに行ったら何をしようかと
真剣に考えたり。そんな無駄にも思える過ごし方は、意外にも心地よい時間だったりします。

北欧気分にちょっと浸りたくなって、ALLフィンランドロケの映画「かもめ食堂」を
観ました。もちろん深圳で買ってきたDVDです。

「かもめ食堂」

舞台が日本ではないところがカギだと思います。
北欧というゆったりと自然と共存しながら暮らす風景があるからこそシンプルで淡々としたストーリーが活きているように感じました。
フィンランドで日本のソウルフード「おにぎり」をウリにするかもめ食堂は商売として
は赤字かもしれません。そこにあるのはオーナーのサチエさん(小林聡美)の信念
「美味しいものは人を幸せにする」ということだけ。
ミドリさん(片桐はいり)とマサコさん(もたいまさこ)の登場でグッと独特な世界感
が広がっていきます。

この映画の世界感は言葉では表しづらいのですが、毎日をもっと丁寧に暮らして
みよう、毎日の何でもない料理に「美味しくなぁれ」の願いをこめてみよう…
慌しい香港の街での暮らしでも、ゆったり暮らしたいなという気持ちになりました。

かもめ食堂のメニューは普通の日本の大衆的な家庭料理の数々。丁寧に心を
込めて作られる家庭料理はホッとするゴハンだと思います。美味しいものはお金を
出せばいくらでもあるけれど、安らぎを与えてくれる食事はおうちゴハンのような
何でも無いものなのかもしれませんね。
映画の中で「コピ・ルアック」というコーヒーを淹れる前に唱える魔法の言葉。
何でもなくコーヒーを淹れるより「美味しくなりますように」と心を込めて淹れるだけ
で美味しくなるコーヒーって素敵すぎます。
昔、「料理は愛情」と言っていた料理研究家がいましたが、料理に愛情を注ぐだけ
で料理が美味しくなるのは本当かも??

かもめ食堂の影響と先日買ったルクルーゼのお鍋のおかげで、料理が楽しい
テンションがもうしばらく持続できそうです。

映画を見ていたら無性に作りたくなったかもめ食堂みたいなシナモンロール。
クックパッドって便利ですね~、色んなレシピがいっぱい。
今まで全く使ってなかったのがもったいなく感じました…
ということで、「かもめ食堂 シナモンロール」で検索したレシピで作ってみました。


家でパンを焼くということは今までほとんどありませんでしたが、粉モノクッキング
にハマっています。台所にこもって粉を練っていると「今日も家パン?」とパン好き
な夫が楽しそうに覗きにやってきて、同じくパン好きなウィルもイーストと小麦粉の匂いに惹かれてキッチンの前でずーっと見張り。我が家の男たちはパンに弱い(笑)

オーブンって使わないと火加減とかわかりませんね。。
我が家の電気オーブンは下火がけっこう強いので、鉄板とベイキングシートの
間に新聞紙を挟んで焼いています。もう少しでオーブンと仲良くなれそうです。