2011/09/30

台風の日も変わらず・・・

昨日は香港に台風が近づいていて、朝から夕方までシグナル8の警報が出て
いました。風速によって警戒レベルがあがるのですが、今回の台風の中心部が
香港から離れていたにもかかわらずシグナル8という警戒レベルっだったので
勢力の大きな台風だったようです。
強風による事故や被害もあったようですが、上陸していたらもっと大きな被害が
出ていたでしょうね。。香港は台風天国と言われるほど、地理的に台風の進路に
なりやすいので、高層建築物の多くは耐風・免風設計になっているそうです。

 シグナル8が始業時間前に発令されると学校などは午前中休校、夫の会社の
就業規則では午前中は自宅待機なのですが、夫は朝から関係先に慌しく電話を
した後、タクシーが少しずつ増えてきたのを見計らっていつもより少しのんびり出勤。
午後になっても警報は変わらず結局会社は1日臨時休業でしたが、夫の帰宅は
いつもとほぼ同じ時間..最初は「早く帰る」と言っていたのですが、夕方シグナル3に
なってからローカルスタッフが出社してきたので帰るに帰れなくなったとか。。

私はといいますと…幸いなことに風雨に関係なく、屋外に出ることなく近所の
ショッピングモールへ行けるので、いつものように午前中からスーパーマーケットへ
お買い物に行ったのですが、昨日の朝のスーパーはいつもと様子が違いました・・
日曜日かと思うほど家族連れでにぎわっているではありませんか!
私と同じようにアパートメントから屋外に出ずに来れる人が来ていたようです。
私が朝からスーパーへ行く日はお肉を買いたい日。ローカルスーパーは朝捌きたて
の肉をパック詰めする前の状態で自分で選んで買えるので新鮮で清潔なのです。
(午後パックに入っているのは午前中ひっくり返しまくった後のお肉なので・・)

私は用事が無い日は一日家にいることも多いので、台風だから…ということ大きく
変わることもない生活。でも、なんとなく”篭っているからこそ”なことをしたくてお菓子
作りをしていました。作ったのは翌日からの朝食用マフィン。

同じレシピで使う砂糖を変えて2種類作ったのですが、砂糖が違うだけでマフィンの
表面ってこんなに変わるんですね。実験みたいで面白~い!


夕飯もまた現在実験中のパエリア。昨日はチキンとキノコのパエリアにしました。
色合いは地味ですが、半身のチキンから取ったスープで炊いたご飯はとっても
美味しかったです。パエリアに入れたチキンはスープを取った後のチキンからとった
身を使いました。午前中にスーパーに行ったのは新鮮なチキンが欲しかったから。

ここのところ続いているパエリアですが、お米の炊き上がり感を知りたくて作っています。
2合、1.5合とお米の量を変えて作りましたが、この22cmのビュッフェキャセロールでは
1合で作る方がパエリアらしい仕上がりになりそう。次回は1合でパエリア作ってみよう!





調理中、ウィルは大好きなチキンの匂いが
立ち込めるキッチンの前でずーっと張り込みを
していて、いつ大好物のチキンがもらえるのかと
「待て!」をしている犬のように待っていました。

私たちの食事の前に夫からひとつひとつ手から
チキンを食べさせてもらいご満悦。

今日も自分のチキンがまだあると思い込んでいて、
普通のゴハンを食べずに「チキンは?」とキッチンの
前に立ちはだかっています。。
ウィルのチキンはもう無いよ(笑)

2011/09/28

無花果

8月のFood Expoで買ってきたイラン産の干し無花果。
そのまま食べていましたが、さすがに飽きてしまったのでパウンドケーキで
一気に使いきることにしました。


無花果のプチプチした食感が楽しいケーキになりました。
お菓子作りは滅多にしないのですが作ると楽しいものですね、ハマリそうです。
ケーキやマフィンなら朝ごはんにしてもいいですし、朝起きてすぐは食べれないけど
会社に行く途中でパンを買っている夫に持たせてもいいし。

ドライ無花果と一緒に買ったレーズンやピスタチオ(共にイラン産)もまだあるので、
何かまた作ろうっと♪

2011/09/26

anniversary dinner@home

昨年に引き続き、今年も結婚記念日を当日まで夫婦揃って忘れていました。。。
日本に居た頃はもれなく祝日だったので一緒にゆっくり食事もできましたが、香港では
何でもない普通の日なのでそうもいかず...数日遅れで家でお祝いしました。

今年はスペイン(風)料理。
パエリア(paella)






野菜のグリル(escalibada)

 珍しくデザートまで作ってみたり。
スペイン風プリン(flan de yema)


 私の香港生活の反省は日本に居た頃よりも料理をしなくなったこと。
夫が早く帰ることが多くなったとはいえ、接待や出張で留守の日も多くなったので
ひとりの食事が増えて料理するのも億劫になりがち…
このまま日本に帰ったら大変なのでそろそろリハビリしなくては…と、契機づけに
le creusetのクリアランスセールで新しいお鍋を買ってきました。
新しいお鍋の効果は絶大で、今回のお料理は全てle creusetで作りました。
ちゃんと食べてもらえる日のお料理は楽しいですね。

人間が美味しいものを食べる日はウィルも大好物のチキンがもらえるので、
ウィルにとっても満足な夕ごはんになりました。

結婚記念日だから初心に返って…という方もいるけれど、初心に返るのは遠い昔すぎて
難しいので、これからも夫婦+ウィルで元気に楽しく普通に暮らしていければいいかな...

2011/09/17

中秋节と白い月餅

12日は中秋の満月の夜でした。

大きな公園ではランタンフェスティバルなどもやっていたのですが、人混みが苦手なので
大人しく家で「月を見ながら月餅を食べる」という習慣だけ積極的に参加(笑)

中秋節本番は冰皮月餅を食べることに。
冷やして食べる月餅の餡はフルーツやチョコなど多種多様で、皮は練り切りがモチモチっと
したような和菓子っぽい感じです。



栄華餅家のドリアンの冰皮月餅。
ドリアンのまったりとした濃厚な香りと
ねっとりとした食感がそのまま月餅の中に。
ドリアン好きにはたまりません。















こちらは大班のブルーベリーの冰皮月餅。
真ん中のブルーベリージャムが甘酸っぱい
さわやかな風味。日本のどこかのお土産の
ブルーベリー大福のイメージに近いかな・・・














伝統的な月餅とはかけ離れた食感と味の冰皮月餅。
白い皮だし、冷たいし…どうなのかしら?と食べてみるまではドキドキでしたが、ここ数年
流行っているというのも頷ける美味しさでした。

バスや電車、街中のいたるところに冰皮月餅の広告があったので、甘いものに興味の
無い夫も気づかないうちに洗脳されたのか、「香港人が並んでいっぱい買ってたから、
俺も並んで買ってみた…」と大班の冰皮月餅1箱(8個入り)を買ってきていました。。

中秋節が過ぎたら月餅は街中からパタッと消え去るのですが、夫のおかげで我が家は
まだまだ冰皮月餅が冷凍室で眠っているので、しばらくは我が家では月餅を楽しめます(笑)
我が家の月餅の食べ納めはいつになることやら…

2011/09/12

おうちパスタ

先日、ドライのポルチーニ茸をちょっと安く入手できたので、さっそくポルチーニ茸を
使ったパスタを作ろうと張り切っていたのですが、「トマト味のパスタが食べたい。。。」
という夫の一言で、この日の夕飯は急遽トマトベースのパスタに変更。
前日からポルチーニ♪ポルチーニ♪と張り切っていた私はがっくり…

ポルチーニのつもりで買い物も済ませていたので、この日のパスタは買い置きしてある
トマト缶と冷蔵庫あった保存食材で乗り切ることとなりました。
おつまみ用に買って食べきれていなかったオリーブと、使い切れず中途半端に
残っていたケッパーなどを一気に消費して作ったのは…

Linguine alla Puttanesca (プッタネスカ)

プッタネスカは何故「娼婦のパスタ」という意味の名前になったのでしょうね。
「麺は別腹」という夫は「おかわりはないの?」とプッタネスカをペロリと完食。
おいしく食べてもらえたようです。




実はこのパスタ、香港ならではの調味料も使っています。
それは…鹹魚(ハムユイ)。鹹魚は発酵させた干し魚。
食材としてだけではなく調味料としてアンチョビのように
使うこともできるのです。
ほぐした鹹魚を油と混ぜてペースト状にした瓶詰めを使って
いるので、普段から鹹魚を調味料として使っています。
匂いはキツイですが、味はサイコーなんですよ。




最近のお気に入りはWaitroseのミニトマトの缶詰。
買い置き食材の中で一番活躍しています。日本では見たことがありませんでしたが、
普通のホールトマト缶よりも水っぽくなく、長時間煮込まなくても旨味が出やすいので、
サーっとトマトソースを作りたいときに重宝しています。

香港のローカルスーパーは世界各国のメーカーの食材が並んでいますが、迷うと
ついつい昔馴染みのWaitroseのPB商品を手に取ってしまいます。
(スーパーの仕入れ担当、good job!です)
先週、スーパーでWaitrose PB商品のプロモーションをやっていたので、ジュースや
パスタなどごっそり買い溜め(笑) 知らないメーカーものを買ってガッカリするくらいなら、
知っているものの方が安心ですからね。

香港にある英国系スーパーはMarks & SpencerのみですがPBの服飾雑貨と食品が
メインで、私はたまにPB商品のお菓子を買う程度。
私の英国での印象の良かったスーパーがWaitroseとSainsbury'sでしたので、私にとっては
M&SよりWaitroseのPB商品の方が魅力的なのです。

香港にもWaitroseがあったらいいのになぁ…

2011/09/07

Boo Foo Woo

我が家に3匹の子豚ちゃんがやってきました。
狼は私かしら? (笑)

Boo(蓮香老餅家)  Foo(鯉魚門紹香園) Woo(奇華餅家)

これは豬仔餅という中秋節の伝統的なお菓子。月餅です。
子豚ちゃん、可愛いのですが…



色や形は広東料理の子豚の丸焼きっぽいですね。。
もしかしたら、これを模したものかなぁ…と思っています。





大人から子供にあげるための月餅のようで、北京語の先生はお裾分けした時に
「これは懐かしい!私が子供の頃にもらっていた子供用の月餅です」とおっしゃっていました。
先生が子供の頃もらっていたのは中身の餡の無い月餅の皮だけで押し固めて焼かれたもので、
彼女は食べずに豚ちゃんをオモチャのように遊んでいたとか。

7月に九龍城のタイ料理屋さんに行った帰りに潮州菓子屋さんで買った子豚ちゃんが数匹
あったのですが、お友達にあげたり、日本へ持って帰ったり、自分で食べちゃったり?…
肝心な中秋節を前にして手元に一匹も居なくなっていました。。
中秋節を控えたこの時期は中華菓子を扱うお店には色んな子豚ちゃんがいるので、
今回は違うお店のものを3匹揃えて「3匹の子豚」にしてみました。

お店によって形も大きさも様々。
表情もお尻も違うので見ているだけで楽しくなります。
Boo(蓮香老餅家) Foo(鯉魚門紹香園) Woo(奇華餅家)
BooとWooは餡なしですが、Fooは黒ゴマ餡入り。Fooは鼻の先まで餡が入っていてビックリ!
餡無しのものは素朴な懐かしい味です。餡無し豬仔餅はちょっと小さめな栄華餅家のものもおススメです。





子豚ちゃんを並べていたら、このお方が登場。。
何でも見ないと気がすまない性質のようです。

豬仔餅をクンクン嗅いだ後の判定は”興味ナシ”。

その後も私が豚さんで遊んでいるのをじーっと
眺めていたウィルさんでした。



2011/09/03

麦饭石

香港のお茶屋さんでお茶を淹れるのに使うお水はミネラルウォーターや浄水器からの
お水など様々なのですが、先日ある老舗のお茶屋さんに行ったときに麦飯石を使った
お水でお茶を淹れていたので私もちょっと試したくなっていました。

買ってみたのは、内蒙古産の麦飯石。


見かけはただの砂利のような石ころですが、水に麦飯石を入れておくと
ミネラル分を含んで美味しいお水になり、お茶もより美味しく飲むことができるそうです。



麦飯石は半年~1年くらい繰り返し使えると聞いていたのですが、買ってきた麦飯石の袋には
「麦飯石100gで2.5リットルの水に対して60回ミネラルウォーターが作れます」と書いてあるので、
まずは2ヶ月を目処に試してみてみることに。

台所にあったお鍋に入った煮沸消毒した麦飯石を見た夫に「どこでこんな石ころ拾ってきたの?」
とブツブツ言われながらも蒸留水に麦飯石を入れて待つこと数時間。。

お水を口に含んでみると…  あれっ?甘い?
いつもの蒸留水がまろやかな甘みのあるお水になっているではありませんか!!

夫に何も言わず「どっちの水がいい?」と蒸留水と麦飯石の水の両方を飲み比べさせて、
「こっちが好き」と夫が言ったのは…麦飯石の水でしたが、得体の知れないものへの不信感が
強い人なので、自分が美味しいと言ったのがあの石ころを使った水と知ると「やっぱりこっち」と
蒸留水の方が美味しいと言いなおしていました(笑)

早速、中国茶も麦飯石の水で淹れてみました。味も香りも全体的にまろやかになって、
特にお茶の持つ旨みが全面にグッと出てきたように感じました。
これはなかなかいいかもしれない…お料理に使っても良さそうですね。
しばらくこのお水で生活してみようと思います。

2011/09/02

BATMAN

コウモリのような形の黒い物体の正体は…


菱の実です。

菱の実は中華圏ではポピュラーな食材で、中秋節には欠かせない食材のひとつだそうです。
冬の台北の屋台でふかした菱の実を買って食べたのが、私の菱の実デビュー。
お味は、見た目とは裏腹にシャキシャキ感のある栗といった感じ。淡い甘さがあります。

去年はBATMANのマークのような黒い物体が菱の実ということすら知らなくて食べる気にも
なりませんでしたが、菱の実の美味しさを知って今年は街市で見かけた瞬間に即買い。
自分で調理して食べるのは始めてなので、先ずは10コウモリ購入(笑)

日本では見たことがないと思っていたのですが、九州などでは菱の実を食べるようで
九州出身の夫は子供の頃にオヤツとして食べたことがあるそうです。


こちらは春のお茶旅行で訪れた宜兴で買った、陶器の小さな秋の味覚たち。
菱の実も載っている小さな秋の味覚の盛り合わせを見つけたときに、
「これは中秋節に飾るのにいいね」と菱の実を食べるのは中秋節ということを
教えてもらいました。 実りの秋、もうすぐですね。
香港人のお友達はFBに「秋の匂いがする…秋の空気になってきた」と書いていました(笑)

秋刀魚が食べたいなぁ。。。

2011/09/01

竹アート

香港など東南アジアでよく見られる竹で組まれた建築現場の足場。
とても不安定そうに見えますが、湿度の東南アジアでは鉄鋼の足場は錆びて劣化するけれど、
竹は安価なうえ、軽量で扱いやすいので組み立て・解体しやすく、湿度を含んだ方が丈夫など
利点も多いとか。


街のあちこちで見かける竹で組まれた足場。
ふと見上げてみたら、等間隔にきっちり組まれている職人技にアートを感じ、
コーナー部分の組み方がとてもキレイ。。と思わず見とれてしまいました。
何でもない建築現場ですが、ある部分をクローズアップして見始めたら、
ちょっとした幾何学アートに見えてきます。(注:私の感覚です…)

日本人の目から見るとちょっと不安な竹の足場を組んでいるのは、
政府の指定するコースを建築関係の専門学校で学んだプロの職人さんだそうです。

街中の建築現場も竹の足場も香港らしい風景のひとつ。
もう少し涼しくなってきたら、香港ではあまり出番のなかったイチデジを持って香港らしい
風景を撮りにいこうと思います。