ラベル Travel の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Travel の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011/05/16

Hochiminh



メーデーの連休を利用して、
ホーチミンへ行ってきました。

香港に来てから3度目のベトナム。
「連休に旅行しよう!」と出発10日前決め、
夫から言われた予算の範囲内で取れる
チケットがホーチミンだけという顛末...

ベトナムはお料理も美味しいし、
滞在費も安く済むので、何度行っても
色々な楽しみ方ができます。



ホーチミンの中心部はフレンチコロニアルな建物がノスタルジックな雰囲気を残しつつ、
その傍らに庶民の活気溢れるマーケットや露店、道路には2~3人乗りのスクーターが
溢れています。素朴でどこか懐かしい風景のホーチミンの中心部も高層ビルが増え始め、
10年後には地下鉄も開通するそうで、この街の景色も大きく変わっていきそうです。
街のあちこちで見かけるプロバカンダポスターは、私の目には社会主義の象徴ではなく
斬新なアートとして私の目に入ってきました。歴代のプロバカンダポスターの画集があっても
面白そう。。そんなことを考えながら、街歩きやチープなお買い物を楽しみました。
 
夕食のあと、今までのホーチミン滞在では目にしたことの無いほどのバイクの大群に遭遇。
これは何かあるだろう…と理由もわからず皆が向かう方向について行くとサイゴン川沿いの広場
に着くと、しばらくすると花火があがりました!
4月30日は南部解放記念日とも呼ばれる、1975年サイゴン陥落の日。
事実上ベトナム戦争が終わり、南北ベトナム統一へ歩みだした日です。
ベトナム人と一緒に川沿いの石段に座って、思いがけず異国の地で見た花火に感激!
この日のホーチミン中心部はとても賑やかな夜でした。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------

翌日はクチトンネル&カオダイ教ツアーに参加しました。

【クチトンネル】
クチはホーチミンの西北70Kmほどの南ベトナム軍(べトコン)の有力な拠点だった場所。
ここでの堅固な抵抗が、ベトナムに勝利をもたらした要因の一つだったそうです。
蟻の巣のようにはりめぐらされたトンネルの全長は約250Km。
普通の農民たちが自分たちの家族や土地を守るためにベトコンとなり、知恵と工夫を
凝らしてトンネル内に学校や病院などを作って普通の生活を続けながら、トンネルを
駆使して敵の手から逃れ、砲弾の残骸から手製の手榴弾などの武器を作ったり、
古典的な落とし穴戦術などで戦っていたそうです。

オリバー・ストーンのベトナム3部作のひとつ「天と地」。
ベトナム戦争に人生を翻弄されたベトナム人の女性の自伝なのですが、見学しながら
主人公のレ・リーも農村に暮らす普通の女の子だったという映画の始まりのシーンを
思い出していました。

今も残るトンネル、塹壕の跡、地雷で動けなくなったアメリカ軍の戦車…
ここが激しい戦闘の地であったことを思うと胸が苦しくなりました。


敷地内ではライスペーパーを作っていたり、戦時中も履かれていたという古タイヤから
作るサンダルを作っている工房がありました。クチはライスペーパーの産地としても
有名だそうです。
ひと通りの見学のあと、戦時中にクチの人たちが食料としていたふかしたタロイモを試食。
香港で見るタロイモとはちょっと違いましたが、私の握りこぶしほどの大きなカタツムリが
落ちているタロイモを美味しそうに食べているのを見たら、戦争の傷跡で傷んだ心が少し
和みました。心が和んだら、それまでは目に入らなかったジャックフルーツの大きな木や
蘭の花が目に入って熱帯ジャングルらしい自然の風景も楽しめました。


【カオダイ教】
ホーチミンから100kmほどのタイニン省にあるカオダイ教総本山。
タイニン省の人口の70%近くがカオダイ教の信者だそうです。1920年代に始まったベトナム
の新興宗教で、ヒンズー教、儒教、道教、キリスト教のいいところをミックスし、孔子、老子、
ブッダ、キリスト、ムハンマド、ソクラテス、李白、トルストイ、ヴィクトル・ユーゴーなどを聖人や
使徒として崇拝の対象にしている不思議な宗教。
”天眼”と呼ばれるカオダイ教のシンボルである神様の目は左目だそうで、アメリカの1ドル札
の裏にあるピラミッドの上の目のマークを思い出させます。

ガイドさんによるとカオダイ教は
「昔の人の宗教」とのことで、信者の
多くは年配の方でした。
礼拝が始まる合図を告げる太鼓の音で
一斉に白いアオザイを着た信者と、
色つきのアオザイを着た僧侶が礼拝堂へ
入り、中国楽器の伴奏にあわせた歌の
ような読経で礼拝が始まりました。
僧侶のアオザイの色は、赤が儒教、
青が道教、黄色が仏教の僧侶。
1つの宗教に様々な宗教の僧侶がいる
ことに違和感を感じつつ、熱心な信者さん
たちの礼拝を見ていました。
1日4回の礼拝があるそうで、位の高い人ほど天眼に近い場所でお祈りするそうです。


早めの夕食の後、
”今日も何かあるかもしれない”
とサイゴン川のほとり行くと、
この日は何もないようで人もまばら…

せっかく来たから船に乗ろう!と
夕涼みがてらにベトナムではお馴染みの
氷を入れたビール片手にナイトクルーズ。

 観光客だけではなく、地元の人々も楽しんでいるクルーズ船のエンターテイメントは、カラオケ大会のような歌謡ショー。何とも言えないユルい雰囲気が妙に心地よく感じました。

サイゴン川から見る街の夜景や行き交う観光船の
照明が水面に反射してキレイでした。




旅の締めくくりは、初めてホーチミンを訪れた時
に出会ったお気に入りのフォーを食べに行きました。
何軒か食べ比べましたが、ここのフォー・ボーが
一番美味しい。
ホーチミンに来たら必ず食べたい味です。

今回もいろいろベトナム料理を食べましたが、
なんだかんだ一番美味しかったのはこのフォーかなぁ…

どこのフォーかはナイショです。
”地球の歩き方”にも載っていない私のお気に入り♪






ベトナムは何度行っても魅力のある場所がいっぱい。
今度は中部や北部に行ってみたいなぁ…夫との久々の旅行はアクティブに動きまわって、
日常から離れた時間を目一杯楽しめました。香港に来てからアジアの魅力を楽しんでいます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------

丸3日間、香港の留守宅を守っていた
ウィルさんは、ずっとソファの上でゴロゴロ
していたことでしょう…
ソファの上がウィル毛でいっぱいでした。
以前は玄関のドアを開けると
「寂しかったぁ~」と言わんばかりに
真っ先に甘えてきていたのに、
最近は帰ってきても、ウィルはソファの下に
声を潜めてしばらく隠れています。
かくれんぼのつもりなのか、どこにいるの?
と心配させたいのか…
相変わらず面白い猫です。
お留守番のご褒美は、ウィルの大好物の
ササミ。興奮して、はぐはぐ言いながら
食べていました。
お留守番、ありがとう。

2011/04/16

中国・江南の春

中国茶クラスの研修旅行で中国・江南地方に行ってきました。
本来は4泊5日の日程でしたが、せっかくなので少し観光もと延泊して6泊7日の旅。
3月31日~4月6日まで江南の地を転々と旅しておりました。
初日は朝早いフライトにもかかわらず見事に寝坊してしまったり…
カメラのバッテリーを忘れてしまい、杭州で急遽コンデジを買う羽目に…
習った内容が殆ど活かされていない北京語会話…
お茶の旅では、お茶と歴史を絡めた旅なのに事前勉強不足だったり…
反省する点も沢山ありますが、充実した旅でした。

初めて見る茶園(茶畑)や工場を見学し、新芽をひとつひとつ摘んで手作業で作られる
お茶の有り難みを感じました。
今まではお茶の種類を覚えて、味・香りを楽しむことばかりしたが、今回の旅行を通して
歴史、製造工程や茶木の品種などにも興味が沸いてきました。
そして、香港のお茶屋さんや深圳の茶葉市場は上質で美味しいお茶が集まっていること
を再認識。品質の良いお茶を容易に手に入れられる環境で中国茶を楽しむことができる
のは香港にいるからこそできることです。 ますます中国茶が楽しくなってきています。
この旅での一番の成果は、もっと中国茶を知りたい!という探究心が大きくなったことかも(笑)
旅行中のお茶についての詳しくは書ききれないので追々書いていきたいと思います。

お茶旅行とは関係の無い杭州での観光は気ままに西湖の畔や街を歩いたり、茶館めぐり。
湖畔や街角では香港で目にする機会が少ない春らしい花を目にすることもできて、
2年ぶりに春の花を楽しむことができました。
朝の湖畔で水書道や太極拳、謎の集団ダンスなどを楽しむ人を見ながら朝ごはんを食べたり、
河坊街という古い街並みを残している通りでは、太極茶道を見に行ったり。
茶館は香港には殆どないのですが、杭州の茶館は台湾の茶芸館とはまた違って面白かったです。
お茶代だけで茶点(茶菓子や果物)が食べ放題というのにはびっくり!
杭州の茶葉市場にも立ち寄りましたが、さすが龍井茶の里だけあって明前龍井のシーズンは
どこも店先には龍井茶が多く並んでいて圧巻でした。





茶旅行の最終日は杭州に戻り、
西湖でボートに乗りました。

偶然にも夕暮れ時だったので、
ボートから夕日を楽しむこともでき、
太陽の光が湖に反射してキラキラしていて
とってもキレイでした。
秋だったらもっとオレンジ色の夕日なのかなぁ…

日頃高層ビルばかりの香港で暮らしているせいか、
空を広く感じる景色に安らぎを感じました。






ボートに乗って着いたレストランは湖畔にある杭州料理で有名な楼外楼。
香港でも食べることのできるメニューばかりですが、本場で食べるということに意義があります(笑)

実は茶旅行中に杭州料理を食べるはずだったのですが、予定の変更が重なって
時間がなくなってしまって食べれなかったのです…延泊組だけでこっそり杭州料理を
楽しみました。
大都市上海が近いけれど、宋時代に栄えた杭州の街はのんびりとした雰囲気。
歴史の古い街なので、中国史の勉強をして行くともっと楽しめそうな街です。
杭州を中心に近郊の街を訪れるのも楽しそうです。

次回(行く気満々)は自転車を借りて西湖一周してみようと考えています。

2011/01/13

台湾ひとり旅③

台湾ひとり旅の最後はホテルからほど近い迪化街を散策しました。
日本統治時代、台湾随一の商業エリアとして栄えた迪化街。
今でも19世紀末期ごろに建てられた西洋風な建物が多く残っていて、漢方のお店、
乾物屋、お茶屋さんなどが立ち並ぶ問屋街。
香港の上環のようなエリアで、古い街並みは郷愁漂います。

 



永楽市場は布問屋や手芸用品の
問屋が集まったビル。
香港の深水埗のビーズなどの
手芸・ビーズ街のような感じです。

なぜかベリーダンス風な衣装の
トルソー。
「ここで材料揃えたら、
こんな衣装も作れちゃいますよ!」
という広告塔と思われます。






「これを試してもいいですか」的な北京語で色々な
ドライフルーツを試食させてもらいました。
これからの乾燥する季節、喉に良い金柑。
単位を「斤」しか思い出せず、半斤(300g)も買って
しまいました…

茶葉、茶器、お茶受け…台湾を香港に帰ってからも
楽しめます(笑)

写真にはありませんが上環では見られない食材、
台湾名物カラスミ。
日本で買うとちょっと高い食材ですが、ここでは手ごろな
ものから高級なものまで売っています。
もちろん手ごろなものをカラスミパスタ用に購入。





迪化街は中山の繁華街とは反対側にある、ちょっと鄙びたエリアですが魅力的です。
建築様式など詳しいことはわかりませんが、それぞれの建物がとても特徴のある
デザインを凝らしていて見て歩くだけでも面白い。
パイナップルを模したデザインのレリーフから、パイナップルの卸をやっていた会社
だったのかなぁ…と勝手な想像をしたり。。
街の様子や、建物を昔の写真と照らし合わせて見ることができたら面白いなぁ…
と勝手な観光提案を考えてみたり。。
数年前の台湾大地震にも、これらの古い建物は耐えて残っているのですね。
観光地化して欲しくはないけど、歴史や街並みを大事にしていって欲しいと思います。

伝統的な先住民族の文化、歴史的な建物、美しい自然…沢山の魅力のある台湾。
台湾(中華民国)は国として認められていない為、どんなに素晴らしい遺産があっても
現在のところは世界遺産に認められないそうです。
世界遺産に政治的な理由が関係してくるのはちょっと解せないと思いますが、
台湾の人たちの手で台湾の遺産を大切にしていってもらいたいです。

今回はひとり旅でしたが(この2週間後はふたり旅)、街を歩きながら物思いに耽ったりと
自分なりに楽しめた台湾でした。
ひとり旅は自分のペースで、気のむくままの旅ができるのでとてもラクです。
ただ観光しているだけではなく、日常を離れてひとりになった時だからこそできる
考え事ができるし、知らない街で気づく新しい発見はとても新鮮。

夫には悪いけど…ひとり旅、クセになりそうです。

2011/01/10

台北ひとり旅②

台湾3日目は、街歩きをしながらお茶屋さんへ行ってみました。
街歩きは、街の雰囲気を味わいながら道を覚えられるので大好きです。


台湾人の通勤の足、スクーター。
10年前、会社の同僚を尋ねて台湾に遊びに
行った時に台北を案内してくれた台湾人の
Tちゃんの話では、移動時間が1時間圏内は
スクーターでの移動は当たり前だそうで、
彼女も会社までスクーターで40分かけて
通勤してると言っていました。

通勤時間帯の道路は通勤のスクーターで
いっぱいになっています。
通勤ピークが過ぎると、街角には沢山の
スクーターが並んでいます。




台北駅はターミナル駅らしい風格。
こんな駅からスタートする鉄道の旅に
ちょっぴり憧れます。

日本統治時代の名残の駅弁も
売店で売られていました。
「弁当」は台湾では「便當」と書きます。

おにぎりや海苔巻きといった
日本の食文化も台湾風に
アレンジされて残っています。
おにぎりコーナーを見ると、
日本のおにぎりの具とちょっと
違うので面白いですよ(笑)

お茶屋さんに向かう途中にある、中正記念堂に寄り道。
10年前に来たとき、同僚たちと早朝散歩で訪れた場所。
やたらここで写真を撮った記憶がよみがえりました。
このときは、2週間後再びここに訪れるとは思ってもいませんでした…
広大な敷地に大きな記念堂…香港では感じることのできないスケールに圧倒されます。
前政権時代に一時「台湾民主記念館」という名前に改名されたそうですが、
2008年に元の名前に戻されたそうです。




中正記念堂から信義路をひたすら歩いていくと、
人がいっぱいな一角が…
小龍包で有名な鼎泰豐の本店の店頭。
本来は上海料理の小龍包ですが、
今ではすっかり台湾名物(笑)

鼎泰豐は日本や香港にもあるので、
ここで食べなくてもいいかなぁ…








目指すお茶屋さんは永康街という街の一角にあります。
お茶屋さん、茶芸館なとが点在する街で、お洒落なシノワズリ雑貨を扱うお店もあったり。
小さいエリアですが、路地をぐるぐる歩いているといろんな発見のある面白い街です。

行ったお茶屋さんは「沙園」というお店。
お茶に夢中になってしまい、お茶屋さんでは1枚も写真を撮っていません…
お茶を飲み比べしたり、お茶の話で盛り上がったりとなんだかんだ1時間以上も滞在して
しまいました…

こちらのお店は茶梅がおいしいことでも有名。
凍頂烏龍の茶葉と一緒に漬け込んだ砂糖漬けの梅は、台湾茶のお茶受けにぴったり。
いろいろ飲み比べさせてもらって阿里山烏龍の冬茶(新茶)と茶梅、
台湾式にお茶を楽しむときの必須アイテム聞香杯などの茶器を買ってきました。
聞香というのは、本来お香の用語で「心を傾けて香りを聞くこと」。
聞香杯はお茶の香りを楽しむための杯で、飲むことには使いません。
(写真はのちほど)

夕飯は寧夏路夜市へ。ここは食のみの夜市で、庶民派B級グルメがいっぱい。
観光客よりも地元の人たちが普通に夕ゴハンを食べに来るスポットです。
つたない北京語で「これ1つください」「これいくら?」と夕ゴハンを買いながら夜市を楽しみました。
地元の皆さんは魯肉飯(肉そぼろごはん)や麺線(豚モツ入り鰹風味のとろみスープ細麺)を
食べてる人が多かったです。
ここから近い通りの一角には、寿司の屋台も出ていました。なんと日本風な握り寿司!!
屋台で売られているものを見ているだけでも楽しくて、この通りを3往復もしてしまいました…

同じ中華圏でありながら、香港とはちょっと違う台湾。
日本の統治時代が長かったことからか日本的な文化も根付いているし、
どことなく日本の地方都市のような街並みの台北。妙にホッとできる安堵感。
台湾大好きになりそうです。

2011/01/08

台湾ひとり旅①

12月に3泊4日の「ひとり旅」をしてきました。
日本の新幹線の車内のようですが、ディスプレイの表示は・・・台北。


ひとり旅の行き先は台湾(中華民国)

あれ?台北は年末に行ってたんじゃない?と
思われるかもしれませんが、
実は年末に行った台北の2週間前にも台北に
行っておりました(笑)

香港から1時間半強で気軽に行けてしまう台湾。
東京~福岡に行くような感覚なので、
日帰りもしようと思えばできてしまいます。

台湾新幹線(台湾高速鉄道)は日本の新幹線の車両を作っている数社が製造した
700系の改良型車両なので、車両自体は日本の新幹線とほぼ同じような感じ。
台北~高雄までを約2時間で結んでいます。
興味本位で新幹線で台北まで移動しましたが、バスで空港から桃園駅までの移動が
必要なのでちょっと面倒…空港から台北市内への移動はタクシーかバスがおススメです。


何も考えずにやってきてしまった台北。
出発当日に夜発のチケットと2泊分のホテルだけ予約してポーンっと飛んできたノープランな旅。
台湾は2回目なので、行ったことの無い場所に行ってみようということだけ決めていました。

さて…どこに行こう? と選んだのは台北県郊外の九份。
台北からバスに揺られて1時間半。
街の雰囲気が変わっていくのを楽しみながらのんびりバスの旅。



仕事で関わりのあった基隆の街。
九份から遠くに望むことができます。

お天気がちょっと悪く、スッキリした景色
ではないけれど、Keelungの文字でしか
知らなかった場所を眺めてちょっぴり感激。



日曜日だったこともあり、九份はかなりの人で賑わっていました。

フラフラと九份の街をさまよい歩き、歩き疲れて九份茶坊という
茶芸館でのんびりティータイム。
茶芸館のオーナーさんは陶芸家・画家ということもあり、
ギャラリーも兼ねていて、沢山の茶器が展示・販売されています。
見ているだけで楽しい空間で、レトロな内装もとても素敵です。

阿里山烏龍を頂きました。
スッキリとした中に甘さを感じる阿里山烏龍は、
大陸の烏龍茶のまとわりつく甘さとはまた違った美味しさ。
香港で中国茶を習ってから、台湾と大陸の烏龍茶の違いは
多少わかるようになりましたが、まだ山の違いまでわかりません…

衝動買いの欲求にまたもや負けてしまった私…
自分へのお土産に茶葉と蓋碗を買いました。 
お茶貧乏への道、まっしぐらです(笑)


ちょっと楽しい柄の猫さんに出会いました。
左側の猫さんの背中、水玉模様っぽくてカワユス♪


写真を撮りながら迷路のような九份の街を歩いているうちに、すっかり暗くなってしまいました…
もともとは金鉱のあった街で、古き良き時代の街の風情がそのまま残っている九份。
提灯の灯が燈ると、ノスタルジックな街に幻想的な雰囲気がプラスされます。

「千と千尋の神隠し」の映画のモデルになっている街でもあるそうで、
ずっと歩いていったらあの湯屋が出てきて、湯婆婆に捕まっちゃいそうな雰囲気です。
湯婆婆に豚にされないうちに帰らなくては…
ちなみに夫は「坊」のモノマネが恐ろしく上手です(笑)

ふと、空を見上げると真ん丸いお月様が…
提灯ばかりに気をとられていてキレイな月を見逃すところでした。
今日は月がキレイだなぁ…と気づいてプチ感動してる時間、けっこう好きです。

2010/10/03

Phantiet & Mui-ne, Vietnam③

Day 3  Phantiet


DAY3 朝食の米粉の麺inフィッシュスープ
 ホテルのチェックアウトを朝食前に済ませ、朝食後Phantiet観光に出かけました。
この日はPhantiet観光の後、Hochiminhへ鉄道で移動です。

前日に引き続き、ドライバー兼ガイドはKappaくん。
前日と色違いのKappaのポロシャツで登場でした。

最初はMui-neの丘に建つCham Tower。
Cham Towerは海の見える丘に建つPo Hai遺跡にあります。
Cham Towerは8世紀末~9世紀初めにかけて建立されたチャンパ王国時代の寺院です。
同時期の日本は、ちょうど平安時代ですね。

赤茶色のレンガ造りのCham Tower。

ここだけ時間が止まった空間のような雰囲気。
ちなみにチャンパ王国時代の遺跡は、
ホイアン郊外にある世界遺産 ミーソン遺跡が有名。




















Cham Towerから少し登ったところには、社会主義国ベトナムらしいモニュメントがありました。
ベトナム語なので、何を讃えているのかはさっぱりわかりません…

次に向かったのは”寝ているブッダ”(夫は略して”寝ブッダ”と呼んでいました)
と呼ばれているタク山の大仏を見に行きました。

ケーブルカーに乗って、”寝ブッダ”を見に行きます。
ケーブルカー乗り場にはカラフルな小さい旗がいっぱい。
宗教的なものだと思いますが、とても可愛らしい色遣いです。

ケーブルカーから見る眼下に広がる景色は、
香港では見ることのできない広々とした景色を楽しめて、清々しく感じました。
広々としたベトナムの大地がとても気持ちいい。

ケーブルカーは山のてっぺんまで行って、ほんのちょっと下ります。
そして、徒歩で山道をちょこっと登ったところにお寺があって、
そこから100段超の階段を上って…そしてまた階段を登って…
”寝ブッダ”にたどり着くまでに息ゼィゼィしている私…
夫は息切れひとつせず。

”寝ブッダ”に行く途中にも大きな仏様が沢山祀られています。
この山に来ると、ご利益がいっぱいありそう。
ベトナムの仏様のお顔は優しく微笑んでおられます。

これが”寝ブッダ”です。 
見た瞬間「でかっ!」の一言。 なんと全長49m。 
広角レンズ持って行って正解でした。

安らかなお顔で横になられているブッダ様。
仏像マニアではありませんが、仏像に癒されるという気持ちが
最近ちょっぴりわかってきたような気がします。

最後はPhantietのMarketを見学。
Marketは地元の人とモノが溢れていて、賑やかです。
色とりどりな野菜や果物がいっぱい。
獲りたて・新鮮なものばかり。
私は香港でも街市に行ったりしているので市場のニオイに慣れてますが、
クサいのが苦手な夫は息を止めて歩いてました…
いろいろ買いたい食べ物がありましたが、
夫に「衛生的によくない」と言われ、買うのを止められてしまいました(涙)
たぶん、食べても大丈夫なんだけど…私は。

この日はPhantietの駅に送ってもらうように頼んであったのですが、
連れてきてもらったのは・・・ここどこ?
これが駅ですか?と思わず言いたくなってしまいましたが、
Kappaくんはちゃんと仕事を果たしていました。
これがPhantietの駅。 とっても小じんまりとしてます。

駅には売店が1軒あるだけ。
徒歩圏内に商店が並ぶ道があるものの、目ぼしいものもなく…
計画ではMarketでバイン・ミーを買って、列車の中でランチに食べるはず
だったのにバイン・ミー買えなかった…(涙)

列車に乗車してもいいというアナウンスなどは一切なく、
何となく人の流れについて行けばいいのかなぁと考えていたら、
近くに座っていたカーラーをスサノオノミコトのように捲いていた
親切なご婦人がジェスチャーで列車に乗るように促してくれました。

東南アジアで初めて乗る長距離列車。
列車での移動は夫のリクエストでした。
中は意外とキレイです。
一人に一本、ミネラルウォーターのサービスもあります。
列車には食堂車もあって、車内販売も来てくれます。

私たちのシートの向かいには韓国人の女性2人組。
彼女たちはマーケットで買った葡萄や落花生を食べてましたが、
私たちは手持ちのベトナムスナック菓子と、車内販売で買った
砂糖のかかった甘いポップコーンでお腹を満たしました…

ベトナムの列車はとってものんびり。
たぶん東海道線の方がずっとスピード早いです。
のんびりしたベトナムには、このゆったりな速度がぴったりかも。

「世界の車窓から」気分で景色をのんびり楽しみたいところでしたが
あまり変わり映えしない景色だったので、すぐに飽きてしまいました…
列車の揺れのキモチ良さが心地よくて寝ちゃいました(-_-)zzz

ホーチミンに着く頃には、あたりはすっかり真っ暗。
ホーチミンは翌朝のフライトが早いための宿泊のみで、今回は観光ナシ。

移動がハードな旅でしたが、ムイネーではけっこうのんびりできたので
大満足な旅行でした。もう少しリゾートらしく過ごしてもよかったかなぁ…
機会があったらもう一度訪れてみたい場所が、またひとつ増えました。


丸4日間、香港のアパートメントで留守番していた
ウィルさんは…
ドアを開けた瞬間、今まで聞いたこともない悲痛な声で
鳴きながら夫に駈け寄ってきたそう。 
ごめんよー、ウィル。 
丸3日間のお留守番ができるようになったから、1日増やしてみたけどやっぱり辛かったかぁ…
人によっては1週間くらい猫にお留守番させるって聞くけど、
甘えん坊なウィルは無理っぽいです。

 

2010/09/29

Phantiet & Mui-ne, Vietnam②

DAY 2 Mui-ne

DAY2 朝食のマカロニinポークスープ

私は人生で一度も日の出や朝日が昇るというのを見たことがありませんでした。
だって、そんな早く起きれないんだもん…
そんな早起き苦手な私、人生で初めて朝日が昇るところを
ベトナムで見ることがてきました!

Sand Duneから朝日を見るツアーに参加するため、
まだ辺りは真っ暗なAM4時半にホテルを出発。
夫はちゃんと3時半に起きていたけど、私が起きたのは4時…
とりあえず着替えて、寝ぼけたままジープに乗り込みました。
ガイド兼ドライバーのKappa君(夫による命名。Kappaのポロを着ていたので)
が運転するジープに揺られて1時間ちょっとでWhite Sand Dune(白い砂丘)
に着きました。
既にあたりが薄っすら明るくなって、太陽も地平線から顔を出し
始めているので、急いで一番近い砂丘のてっぺんに登りました。

私にとって人生初の朝日が地平線から昇る瞬間。
空のグラデーションがなんとも言えなくキレイ。
早起きすると、こんなに素晴らしいものが見れるのね… ちょっと感動。
夕暮れ時のマジックアワーみたいだけど、
マジックアワーとは逆に空はどんどん明るくなっていきます。

だいぶ空も明るくなって、白砂が朝日に照らされてきました。
人が未だ歩いてない場所に、砂丘に描かれた風紋がちょっとだけ
残っていました。 実は砂丘も初体験!

ホテルのビーチサンダルがサイズが大き過ぎて歩きづらかったので
裸足で砂丘を歩いてました。 サラサラの白い砂がひんやり気持いい。
お決まりっぽいけど、足形の写真。 超扁平足な私の足形(:_;)

ラクダが似合いそうな砂丘の風景ですが…
ラクダじゃなくて、ワンコたちが朝日を見にやってきました。
ワンコたちの朝のお散歩コースのようです。

Lotus LakeはWhite Sand Duneのオアシス。
ベトナムって蓮の花がとても似合う国だと思います。
湖のほとりには、のんびり朝ごはん中な馬もいました。
香港では見ることのできないのどかな風景に癒されっぱなしです。


Yellow Sand Dune(黄色い砂丘)に向かう途中、
牛飼いに連れられて道路を歩く牛の群れに何回も出会いました。
ベトナムの牛はベトナムの赤土の色と同じ、赤茶色の牛。
そしてとっても痩せています。 牛の目って、とてもカワイイ♪

Yellow Sand Duneは白い砂丘よりも規模が小さい、黄色い砂の砂丘。
White Sand Duneよりも人も多かったので、
風紋は足跡で消えてなくなってました…残念(/_;) 

Yellow Sand Duneには地元の子供がいっぱい。
「ソリ滑りしない?」とチビッ子達がプラスチック板を持って寄ってきます。
仕事熱心な子はお客さんを捕まえるために砂丘でお仕事してるけど、
ハンモックでのんびりしてるコもたまにいます。

Kappaくんも「ここはおススメじゃないんだよね…」というので、
Yellow Sand Duneを足早に切り上げて、次の観光ポイントへ。

次に向かったのはMui-neのFishing Village。
Mui-neは漁業が盛んで、ニョクマムの産地でもあります。
朝の漁港は漁から戻った水揚げの作業で人がいっぱい。
水揚げした魚を仕訳けするのは、女性の仕事のようです。

一寸法師のお椀の船みたいな、まぁるいカゴの船。
ちゃんと乗れるんです! 
喫水部分が無いので沈んでいるように見えてしまいますが、
これが乗ったときの普通の状態。 


最後は妖精の渓流スイティエンへ。

渓谷への入口は、なんとニョクマム屋さんの脇にある
たくさん木が生い茂った小川。 川は膝ぐらいまでの水位です。
ここから素足で小川をジャブジャブ歩いて妖精に会いに行きます。
しばらく行くと石灰岩や赤土のコントラストがキレイな小さな渓流に出ました。
自然が作り出したユニークな景色が広がります。


水の色が赤茶色なのは川底の赤い砂の色です。
水は透明度も高くてキレイでした。

石灰岩の奇岩がとても柔らかいので、面白がってKappaくんと
手でボリボリ削って遊んでました。
ちょっぴり地球を破壊しちゃいました…

一番奥まで行くと滝もあるそうですが、トロトロ写真を撮っている私に
しびれを切らした夫とKappaくんは「もう帰るよ~」と…
妖精には会えませんでした…残念。
きっと滝のところに妖精が住んでるんでしょう…会いたかったです。

沢山の自然を満喫してホテルに戻ったのは、
まだ1日が始まったばかりのAM8時半。
朝食を食べたあとは、1日目同様にのんびりダラダラ。
今回の旅行は「のんびりダラダラ」が目的だったので、目的はかなり達成。


この日はホテルの隣のベトナム料理レストランでランチ。
Mui-ne名物のイカの一夜干し、エビのココナッツミルク蒸しなど
この日もシーフードを沢山頂きました!
イカの一夜干しは日本のとほぼ同じです。
醤油を付けて食べるか、チリソースやライムで食べるかの違いみたい。

ココナッツジュースってあんまり好きじゃないけど、
なんとなく惹かれて飲みたくなってしまいました。
やっぱり好きじゃないかも…な結論。
でも、雰囲気は好き。

ビールにすればよかった…と思いましたが、
冷たくないビールだったので、夫はビールに氷を入れて飲んでました。
この日のビールはベトナムの333。

旅行中ってゴハンを作らなくていいのが一番ウレシイ(*^_^*)

この日のMui-neビーチは
風がちょっとあったので
ウィンドサーフィンを楽しむ人も。
風の強いシーズンは
カイトサーフィンというのを
楽しむ人が多いそうです。
食後はお散歩&再びお昼寝。
しかし…ワーキングDayだったこの日は昼寝の途中に
夫のケータイが鳴って、何度も起こされてしまいました。

旅行の時はいつもレストランは行きあたりばったりなのですが、
たまにはガイドブックに載ってるお店に行ってみよう!と
夕飯は日本の某ガイドブックに載っていたレストランへ。

民族楽器の生演奏もあって、雰囲気はいいのですが…
この近辺にしては値段設定が高く、地元の海産物がメインの
お料理ではないので、残念なことにメニューを見て帰ってしまったり、
お酒だけ飲んで帰ってしまう人が多かったです。
演奏するオジサンたちもお客さんが少ないからやる気ダウンでダラダラ…

私のお気に入りは青マンゴーと牛肉のサラダ(写真上)
青マンゴーもこうやって食べるのアリなのね♪
シーフードのHot Potはトムヤムクンのような酸っぱ辛いスープと
シーフードがマッチしていて美味しかったです。
レストランのお土産として機織り物が売られているのですが、
食事に来たお客さんにはサービスで名前入りブレスレット
(ミサンガみたいなもの)を作ってくれます。 
サービスなのでもちろんタダ!
首輪にしようと思ってウィルの名前を入れたブレスレットを
作ってもらいましたが、ウィルの首が太すぎて首輪にはならず…

2日目は自然も満喫でき、のんびり充実の一日でした。